外科の前期および後期卒後臨床研修プログラム
指導体制
- 指導医責任者
- 岩村威志(記念病院 院長・外科消化器科主任部長・宮崎大学医学部臨床教授)
- 指導医
- 黒木直哉(外科部長)、樋口茂輝(外科医長)、新名一郎(外科医長)、吉山一浩(消化器科部長)
週間スケジュール
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午前 |
午後 |
月 |
検査 |
検査または手術 |
火 |
手術・術後管理 |
水 |
検査 |
検査または手術 |
木 |
手術・術後管理 |
金 |
検査 |
術前・術後検討、病棟総回診 |
経験可能検査手技・手術手技など
- (1)外科部門は2004/10に本格稼動を始めた。現在週6~7例の全身麻酔症例がある。
- (ア)胃癌(上部消化管内視鏡検査、開腹手術、腹腔鏡下手術、EMRなど)
- (イ)結腸・直腸癌(下部消化管内視鏡検査、開腹手術、腹腔鏡下手術、EMRなど)
- (ウ)胆石症(開腹手術、腹腔鏡下手術、内視鏡的乳頭切開術兼総胆管砕石術など)
- (エ)イレウス、鼠径ヘルニア、虫垂炎の手術、その他
- (オ)その他の小外科(粉瘤切除、皮膚腫瘍切除など)
当院は最新の内視鏡外科装置を導入しており症例の半数以上は腹腔鏡下手術である。
- (2)麻酔科、整形外科、脳神経外科、病棟看護師と連携し、気管内チューブ挿管、血管確保、採血、それぞれの科の症例などの研修が可能である。
手術には第一助手か第二助手として参加してもらう。
当院の特徴
- 前期研修では副主治医として、後期研修では症例により主治医として担当してもらう。
- 医局での他診療科との連携が良いので、いろいろな他科症例の経験も可能である。
- できるだけ経験症例をまとめ症例報告学会発表や論文発表をしてもらうようにしている。
- 研修医にとっては忙し過ぎず暇過ぎずバランスが取れている。
日本外科学会・日本消化器外科学会に入会していれば、当院での経験症例はそれぞれの学会の専門医受験の際の経験症例として加算が可能である。現在は日本外科学会専門医修練施設、日本消化器内視鏡学会指導施設、日本がん治療認定医機構認定研修施設、日本消化器外科学会関連施設である。