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当院概要

臨床検査室

臨床検査室紹介

臨床検査室には現在臨床検査技師が14名、事務員1名の合計15名が所属しています。信頼あるデータを迅速、そして正確に提供できるよう個々の知識の向上に努め、日々検査業務に携わっています。2003年電子カルテ導入時から、患者様の検体は全てバーコード管理され、「患者誤認防止」・「正確なデータ管理」・「迅速な検査結果情報の提供」が可能となりました。また365日24時間、緊急検査に備え技師が待機しております。これからも最良の医療が提供できるよう職員一丸となって頑張っていきたいと考えております。

主な検査内容

全自動採血管準備装置

採血時における採血管選択ミスの回避、採血管にバーコードを貼ることで自動検体認識を行い、検査業務の効率化、省力化を図ります。

全自動採血管準備装置 画像

生化学検査・免疫学的検査

生化学検査は、血液や尿の中に含まれるタンパク質、糖、電解質、酵素などの成分を測定する検査です。

身体に異常がある場合には、これらの成分は通常の範囲を超えて増加したり減少したりします。

そのため、これらの成分を検査することは病気の診断や治療をする上で大変重要です。

免疫学的検査は、B型肝炎、C型肝炎、梅毒などのウイルス感染症検査やガンの早期発見、治療効果を見る腫瘍マーカー検査、甲状腺機能を見るホルモン検査などを行っています。

生化学検査・免疫学的検査機器 画像

血液学的検査

血液学的検査は、主に血球検査と凝固検査があります。赤血球・白血球・血小板等の数や形態を調べたり、血球数が以前と比べて、また平常時と比べてどの位推移したかを見て、炎症や貧血、病気の有無等を知ることのできる検査です。

血液学的検査機器 画像

凝固機能検査

凝固検査は、出血したときに止血する機能がきちんと働くかを調べる検査です。止血に働く物質は肝臓で作られるため、間接的に肝臓の能力を見る事ができます。また、血液をサラサラにする薬を服用している方は薬の効果を知ることができます。

凝固機能検査機器 画像1 凝固機能検査機器 画像2

輸血検査

血液型を調べ、安全な輸血ができるように受血者と供血者の適合検査を行い、患者様に合う血液を提供します。

輸血検査機器 画像

一般検査

健康な人の尿にはタンパクや糖などはほとんど混じっていません。尿にタンパクや糖などが混じっているかどうか調べることで、腎臓や膀胱の病気をはじめ、肝臓の病気まで見つける事ができます。

心電図検査

心臓は収縮、拡張して全身に血液を送り出すとき、心臓から微量の電気が発生します。その電気の状態をチェックして、心臓が規則正しく動いているか、心筋に傷害がないかを検査します。

心電図検査機器 画像

呼吸機能検査

肺活量は肺の機能を見る検査のひとつで、 最大に息を吸った状態から最後まで吐ききった空気の量になります。性別、年齢、身長で正常値が異なり、正常値に対してどのくらい呼吸ができるかをパーセントで判定します。

24時間ホルター心電図検査

日常生活の心電図を記録するために、24時間かけて心電図を記録します。この心電図を解析して、日常生活における心臓の動き(拍動)を調べ、異常がないかを検査します。

24時間血圧測定検査

血圧測定装置を24時間身体に装着して、30分または1時間毎に血圧を測定することで、24時間の血圧変動を調べます。

超音波検査

超音波(ヒトの耳には聞こえない高い音)を対象物に当て、その反射を画像化する検査です。腫瘍をはじめとする病変の有無や、大きさ、広がりなどを調べることができます。頸部動脈、下肢静脈の検査を行っています。