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当院概要

救急研修プログラム

はじめに

当院は一次救急指定病院です。

救急搬送件数は年間1400台前後(R3年度)を受け入れています。

脳血管障害や外傷、骨折、急性腹症など手術適応となる症例や消化管出血、急性呼吸不全や急性腎不全、出血や敗血症によるショックなど高度な処置を必要とする症例も少なくありません。

特に神経系の救急疾患については、様々な原因による意識障害にはじまり脳血管障害、痙攣重積発作、変性疾患の急性増悪など、多くの症例が集まります。

付録

  • 指定されている研修内容
  • 緊急を要する疾患・病態(必修11 項目)、以下の病態を経験(初期診療に参加)
  • 心肺停止ショック意識障害,脳血管障害,急性呼吸不全,急性心不全,急性冠症候群,急性腹症,急性消化管出血,急性腎不全,流・早産及び満期産,急性感染症,外傷,急性中毒,誤飲、誤嚥,熱傷,精神科領域の救急

当院における緊急患者(潤和会記念病院資料より)

1.令和3年度救急搬送件数

救急車受け入れ台数は1296件、そのうち時間外は826件です。

2.令和3年度集中治療室入室状況

ICUでは術後患者と院内外の救急患者を受け入れている。

入院総数:716人 (内訳:脳神経外科 360人、外科:246人、救急科:59人、その他:51人)

救急研修について

目的

医師の義務と責任を明確に感じ、救急診療行うための必要な思考過程を確立する。

概要

  1. 当院で救急医療の研修を行う研修医は、集中治療部(ICU)に所属する。
  2. 脳神経外科、外科、整形外科、内科、神経内科それぞれの救急担当医と診療に当たる。
  3. 各科に1名の担当医をおく。
  4. 夜間の当直業務を担当医とともに行う。
  5. 救急、重症患者のカンファレンスに参加する。

救急車統計